私が写真を撮るときいちばん大事にしているのは、場の空気。
音楽ライブの撮影からカメラマンを始めたので、 そのときにしかない瞬間をそのままかたちにする写真を得意としています。
ポージングを指示して、構図をかっちり決めて…… という撮影もいいけれど、 もっと自然に、偶然に生まれる空気感を大切に。 型に当てはめるのではなく、写る人がもともと持っている魅力を 自然に引き出すことを心がけています。
だから撮影時は、ゆるやかに会話したり、いつもどおりに動いてもらったり。 時には「思い切り走ってください!」なんてお願いをすることも。 一方的に撮るというより、一緒に写真をつくっていく感覚です。
そうしてできた写真に写っているのは、私の想定も超える特別な瞬間。
「楽しい撮影だったなぁ」という思い出と、 「いい顔してる!」と心から思える写真を、一緒につくりませんか?