今年はフォトウォークやワークショップをいろいろとやってきましたが、そのどれもが撮影にまつわるものが多かったので参加者の方から
「撮影後の写真をどう管理していますか?」
「レタッチはどうしている?」
とたくさん質問をもらってきました。
自己流で写真を始めた私も、撮影がある程度できるようになってきたときにぶち当たったのはレタッチの難しさでした。
激しいサウンドが魅力なバンドのライブ写真と
可愛い七五三写真のレタッチは
一緒でいいのだろうか……?
身近には各ジャンルに特化した人はいるけれど、ジャンルを混ぜて活動している人があまりおらず、誰に聞いたら良いかわかりませんでした。
そこから自分なりにさまざまな色味を試して現像を続けてきました。
写真を仕事にする前には、表現の手数が少なく「これで良いのか」と何度も問答したものです。
導き出した答えは「目的に沿った写真に仕上げること」でした。
私は取材撮影、ライブ撮影、ウェディング撮影などさまざまな撮影をさせてもらっていますが、どんな撮影でも心掛けているのは「目的に沿って撮影すること」です。レタッチでもそれは一緒。
何を求めて依頼されているのか。自分なりに解釈して仕上げる。
文章にしてみると至極当たり前のように感じられますが、「仕事としての写真こと」と「自己表現としての写真」の考え方が混同していた頃には、この答えに辿り着くまでとても時間がかかったものです。
何をどうやって、どう撮るか?そしてそれをどう仕上げるか。
アウトプットには撮影者の意思と意図が強く現れます。
自分の思い描く写真を「仕上げ」の技術で作り上げことを一緒に考えてみませんか。
今回の本講座では、実際に私が撮影後にBridgeやLightroom classic、Photoshopを使用してどのようにレタッチをしているかをお見せしながら、今のレタッチの色味ににたどり着いた経緯の話や、ちょっとしたTIPS、私が現像の中で気をつけていることをお伝えいたします。講座内ではRAWデータを使用し、現像を作業を行う予定です。
今回は私が仕事で使うプリセットを1つ共有させてもらい、実際に手を動かしてレタッチをしてもらう予定です!レタッチしたいRAWデータをご持参ください。
本講座は、
講座内容は初級者を想定し、作業プロセスをお伝えできればと考えています。
▼講座内容
(1)使用機材の紹介
講師が実際に使用している機材を、金額なども交えてお伝えします。
(2)取り込みや画像管理の方法について
大量のデータをどう取り扱うか。またどうしたらスムーズな運用ができるかをお伝えします。
(3)レタッチ実演
実際の仕事のデータをベースにレタッチを実演します。撮影時の注意点なども交えながらお話します。
(4)実践
お持ちのデータで実際にレタッチを行ってみましょう。どのパラメーターを触るとどう変わるかを実際に体験していただきます。
▼日時
2024年12月15日(日)
13時30分スタート、15時30分終了予定
(1.5時間前後を予定しています)
▼集合場所
Eat,Play,Sleep事務所
〒621-0013 京都府亀岡市大井町並河1丁目14-17 A HAMLET内
▼料金
5,000円(税込)
※プリセット一種類つき
▼持ち物
岡安 いつ美
1988年茨城県生まれ、京都市在住のフォトグラファー。
大学卒業後に京都市内のライブハウスに就職。2012年より京都のウェブメディア・ANTENNAを立ち上げ。取材・撮影・執筆までを1人で担い、多くの記事の制作を担当する。後にウェブディレクターとしてさまざまな企業のウェブサイトの制作や保守管理を行う。
2019年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。雑誌やウェブ媒体の取材をはじめ、結婚式や音楽写真などの人物写真を中心に撮影を行う。
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